開発への取り組み

 STRECONの研究開発への取り組みには長い歴史があります。冷間鍛造ダイの最適な予圧縮のための鋼帯巻き技術の開発への取り組みは全て1980年代に始まり成熟しました。この予圧縮金型システムはSTRECONコンテナとしても知られています。年を経てこの鋼帯巻き技術は様々な高圧分野での用途に向けて設計、製造されるようになりました。例えば:

 

  • 精密鍛造(冷間、温間、熱間)、

  • 工業ダイヤモンド/CBNの高圧合成、

  • 大学や研究所での高圧実験や

  • 精密引き抜き

 

現在STRECONでは成形ダイの内径をダイナミックに開閉する新しい金型システムを開発中です。このシステムはDyna-Fitと呼ばれますが、部品の成形完了後に、全く摩擦無しに成形品を取り出せる(押し出せる)分だけわずかにダイを開く、という考え方のシステムです。最初のDyna-Fitは特別な粉末圧縮と冷間鍛造の用途向けに開発されるでしょう。

近年STRECONはプレス機のフレームを予圧縮することにも鋼帯巻き技術を使用しています。この鋼帯巻きフレームは、金型の組み立て/分解と内径の微調整のためのSTRECON油圧プレス機に使用されています。この技術によりコンパクト化したこのプレス機は500Tまでのプレスが可能です。

新しい技術分野としてSTRECONは表面研磨のための機械システムの開発に挑戦しています。金型やモールド、機械部材を研磨する手作業の大部分を、ロボットを元にした機械システムに移行し、均一な表面品質を繰り返し確実に再現できるようにしたいというのがその考え方です。その技術はRAP (Robot Assisted Polishing)、つまり「ロボットが補助する研磨」と名付けています。RAPは回転対象形の金型やモールド(精密鍛造、深絞り加工、押し出し加工、サイジング、プラスチック射出成形その他のダイとパンチ)の研磨に使用されています。STRECONは現在3Dキャビティを持つ部品の表面研磨ができるRAPを開発中です。